オフショア・ファンドの申込書記入方法 1
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『ゴミ投資家のための海外ファンド入門』から抜粋。より詳しくは、同書をご覧ください。
オフショア・ファンドの申込書は記入事項がどれもほとんど同じ(図版1参照)なので、1通書けば、あとは同じ要領でできてしまいます。ここではいちおう、香港系のジャーディン・フレミングとガーンジー島のギネス・フライトの申込書を例にとって、説明しておきましょう(他のファンドも、ほとんどこの両者と記入することは同じはずです)。
ジャーディン・フレミング
- NAME(S)FOR REGISTRATION(名義人の登録)
ファンド購入者の姓Surname、名Other name(s)、誕生日Date of Birth、パスポートナンバーPassport/ID No.、職業Occupation、会社名Name of Corporation、業種Nature of Businessを記入。
通常は、本人が死亡した場合などに備えて、共同名義で購入することが多いようです(共同名義で申し込んだ場合は、どちらのサインでも解約できることになります)。また、申込書とともにパスポートのコピーが必要です(したがって、サインはパスポートと一致していなければなりません)。
- ADDRESS FOR REGISTRATION(住所)
住所Address、自宅電話番号Tel.No.(Home)、会社電話番号Tel.No.(Office)、ファックスFax No.、EメールアドレスE-Mail Addressを記入。「住所がアメリカ国内である場合は受け付けられない」との記載があります。
- DISTRIBUTION INSTRUCTION(配当の処理)
どのファンドにも、「配当をどのように処理するのか」を尋ねる項目があります。通常は自動的に再投資する場合が多いので、何もチェックしなければReinvest(再投資)扱いになります。配当欄の□にチェックすれば決算後に小切手が送られてきますが、配当総額が50ドル以下の場合は、たとえ配当希望があっても自動的に再投資されるとの記載があります。
- STATEMENT CURRENCY(運用報告書の基準通貨)
ドル、ポンド、マルク、香港ドル、円など、基準通貨をどれかひとつ選んでおけば、その通貨で換算した報告書Statementをつくってくれます(何もチェックしなければ基準通貨はUSドルになります)。
- LANGUAGE(言語)
報告書などの言語を英語にするか、中国語にするか選びます(どちらもチェックしなければ英語になります)。
- STANDING PAYMENT INSTRUCTIONS(積立ての指示)
定期積立てをする場合、どの銀行の口座から引き落とすのかの情報を記載します。
ただし、香港の銀行に口座を持っていて香港ドル建てで積み立てる場合を除き、引落とし手数料がかかるので、私たち日本人が利用することはあまりないと思います。運用成績を見ながら、気に入ったらその都度買い増していく方が合理的です。
- SUBSCRIPTION DETAILS(申し込みの詳細)
購入するファンド名Fund Name、一括申込金額Lump Sumの通貨と金額、積立てMonthly Savingsをする場合はその金額(香港ドル建て)を記入します。
- METHOD OF PAYMENT(支払方法)
小切手を同封するか、電信送金で送るかを選びます。電信送金の場合は、あらかじめ指定の銀行口座(申込書の裏面に記載)に送金してから、その控えのコピーを同封して送るようになっています。送金手数料などを考えると、小切手を同封する方が経済的だと思います。小切手の宛名は「Jardine Fleming Unit Trust Limited」とします(PART3で説明するように、ケイター・アレンの小切手帳を持っていれば、もっと簡単に支払いができます)。
- SIGNATURES AND DATE(サインと日付)
説明書の内容を理解したこと、18歳以上であること、共同名義の場合どちらか一方のサインで指示が実行されることなどに同意した後、サインと日付を記入します。パスポートのコピーを同封するので、パスポートのサインと同じサインをすることが必要です。
オフショア・ファンドの申込内容は、基本的にこれだけです。『海外ファンド入門』のPART3でオフショアの銀行に口座を開く方法を解説していますが、それと比べてみると、いかに簡単かがおわかりだと思います。この申込書とパスポートのコピー、小切手をファンド会社に送れば、それで手続きは完了です。
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