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TD Ameritrade証券の口座取引規制について

 
TD Ameritrade証券では、2012年9月17日より、日本を含む特定の国の非居住者の口座取引に対して下記の取引規制が行なわれることになりました。

現在、TD Ameritradeに口座を保有している日本在住者が可能なのは、株式などを売却してポジションを閉じることと、口座から出金することだけで、新たなポジションを建てたり、口座に入金することはできません。現在のポジションを、期限の定めなく維持することは可能です。

今回の措置は、コンプライアンスポリシーの見直しによるものです。これはTD Ameritradeの独自の判断によるものなので、FirstradeやE*Tradeなど、日本人でも口座開設可能な他のオンライン証券会社に直接の影響はありません。

TD Ameritradeに口座をお持ちの方には、以下の選択肢があります。

<ポジションを持っている場合>
(1) 現状のポジションを維持する。将来的には、(2)または(3)の方法をとる。
(2) 口座自体を、Firstradeなど、日本人でも口座開設可能な他の米国内の証券会社に移管する。
(3) ポジションを閉じ、口座の資金を引き出して口座を解約する。

<ポジションを持っていない場合>
(4) 口座の資金を引き出して口座を解約する。

TD Ameritradeの口座資金は、米国内の銀行に口座があればACHなどで簡単に送金できます。日本など米国外の口座に海外送金する場合は、送金指示書を郵送してください。ただし送金できる口座は、TD Ameritradeの口座と同一名義人に限ります。
 
 

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2012年09月15日 16:21に投稿された情報のページです。

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