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海外投資実践マニュアル(7) 

アメリカ2 U.S.A.2

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[目次]


Introduction

簡単・シンプルにアメリカ市場に投資しよう

 日本からアメリカ市場に投資する方法は、大きくわけて3 つあります。

 ひとつは、アメリカ株を扱う日本の証券会社を利用する方法。手間をかけずに取引を始められますが、売買できる銘柄が制約され、コスト的にも割高になります。

 ふたつめは、香港・シンガポール・ルクセンブルクなどのオフショアの証券会社経由で取引する方法。メリットは米国市場に匿名でアクセスできること、デメリットは信用取引や個別株オプション、米国債、ミューチュアルファンドの取引に対応していないことです。

 3 つめの方法は、アメリカの証券会社に直接口座を開設し、取引すること。これがもっとも効率のいい手段ですが、いくつか問題があります。

 ひとつは、日本人がどこでも自由に口座開設できるわけではないこと。日本の法令に対する解釈が証券会社によって異なるためで、TD アメリトレード証券は2005 年11 月から日本人の新規口座開設を停止しています。またE*Trade 証券は2007 年7 月よりアメリカ居住者用と非居住者用に口座を分離し、日本人を含むアジア地区の顧客は香港支店で口座開設することになりました。

 もうひとつの問題は、9・11 同時多発テロ以降、アメリカのマネーロンダリング規制のため国外送金への監視が強まっていること。以前はアメリカのネット証券からオンラインで米国外へ送金指示を出すことが簡単にできましたが、現在はサイン入りのインストラクションレターを郵送するよう求められます。一部の証券会社では、事務処理上の問題で、レターを送っても送金が行なわれないという問題が頻発しました。

 幸いなことに、こうした問題はファストレード証券とバンク・オブ・ハワイを組み合わせることで簡単に解決できます。

 ファストレード証券は売買手数料一律6.95 ドルという新興のネット証券ですが、日本人にとってのいちばんのメリットは、パスポートのコピーや住所証明などの書類を提出することなく、米国の個人投資家とまったく同じ口座が開設できることです。個別株・ADR・ETF から個別株オプション、ミューチュアルファンド、米国債・社債まで、米国市場が提供するすべての金融商品にオンラインで投資できます。

 さらにこの証券口座を米国内の銀行口座とACH で接続すると、証券口座の資金を手数料無料で銀行口座に送金することが可能になります。銀行口座からは日本を含む世界のどこへでも送金でき、とくにハワイの銀行では、送金指示は日本語でFAX を送るだけです。

 本書では、このふたつの金融機関の口座開設・利用法を具体的に解説しています。あなたも簡単・シンプルにアメリカ市場に投資してみませんか?

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