小富豪のための香港金融案内FAQ


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香港の株式市場

 

Q1  香港の株式市場はどのような仕組みですか?
Q2  ハンセン指数とは何ですか?
Q3 H株、レッドチップスとは何ですか?  
Q4 レッドチップ指数とは何ですか?
Q5 香港株の信用取引はできますか?
Q6 A株、B株とは何ですか?
Q7  香港市場の取引ルールにはどのようなものですか?
Q8 香港の証券会社に口座を開設するにはどのようにすればいいですか?
Q9 インターネットを通じて他の金融商品を購入することもできますか?
Q10 情報収集はどのように行なえばいいですか?


Q1 香港の株式市場はどのような仕組みですか?

A. 1984年4月に九龍証券取引所、金銀証券取引所など、4つの取引所が統合して香港聯合交易所The Stock Exchange of Hong Kongが設立されました。この株式市場を管理運営しているのは、Hong Kong Securities Clearing Company Limited (HKSCC)で、ここで採用しているし決済システムをCentral Clearing And Settlement System (CCASS)といいます。また1989年4月には、ニューヨーク株式市場のブラックマンデー後の混乱を受け、監督機関として香港版SECである「証券・先物委員会SFC (The Securities and Futures Commission)」が設立されました。

 2000年3月、東証マザーズやナスダックジャパンの設立に刺激を受けて、香港版ベンチャー市場「グロース・エンタープライズ・マーケット(GEM)」がスタートしました。GEMの上場第1号となったのはインターネットのポータル・サイト運営会社トム・ドット・コムで、長江実業、ハチソン・ワンポア、パシフィック・センチュリー・サイバーワークスといった李嘉誠=リチャード・リー財閥の有力企業がこぞって資本参加しているところから人気化し、670倍の応募倍率を記録しました。トム・ドット・コムは99年末に設立されたばかりの会社で、上場時にはサイトもほとんど機能していませんでした。このあたりは日本のインターネット・バブルと瓜二つです。

 さらに2000年5月31日からは、米ナスダックの有力銘柄が香港ドル建で売買できるようにもなりましたが、現在では取引もほとんど成立せず、閑散としています。

Q2 ハンセン指数とは何ですか?

A. ハンセン指数は香港株の代表的なインデックス(指標)で、香港上海銀行傘下の恒生銀行が香港証券取引所に上場された有力企業(地元企業+レッドチップス)33社の株価を時価過重平均し、1964年7月30日の指数を100として算定しています。ハンセン指数は現在、以下のような銘柄で構成されています。

銘柄 株価コード
CHEUNG KONG チョンコン(長江) 0001
CLP HOLDINGS CLPホールディングス 0002
HK & CHINA GAS 香港チャイナガス 0003
WHARF HOLDINGS ウォーフ 0004
HSBC HOLDINGS 香港 ホンコン 上海 シャンハイ 銀行 ギンコウ 0005
HK ELECTRIC 香港エレクトリック 0006
PCCW パシフィック・センチュリー・サイバーワークス 0008
HANG SENG BANK ハンセン銀行 0011
HENDERSON LAND DEVELOPMENT CO ヘンダーソン・ランド 0012
HUTCHISON WHAMPOA ハチソン・ワンポア 0013
SUN HUNG KAI PROPERTIES サン・フン・カイ 0016
SWIRE PACIFIC スワイア・パシフィック 0019
WHEELOCK AND COMPANY ウィーロック 0020
BANK OF EAST ASIA 東亜 トウア 銀行 ギンコウ 0023
MTR CORPORATION MTR 0066
HENDERSON INVESTMENT ヘンダーソン・インベストメント 0097
HANG LUNG PROPERTIES ハンルイ・プロパティ 0101
JOHNSON ELECTRIC HOLDINGS ジョンソン・エレクトリック 0179
CITIC PACIFIC CITICパシフィック 0267
CHINA RESOURCES ENTERPRISE チャイナ・リソーシーズ 0291
CHATHY PASIFIC AIRWAYS キャセイ・パシフィック 0293
ESPRIT HOLDINGS エスプリ 0330
SHANGHAI INDUCTRIAL HOLDINGS 上海 シャンハイ インダストリアル 0363
LIAND FUNG リアンド・フン 0494
TELEVISION BROADCASTS テレビジョン・ブロードキャスト 0511
YUE YUEN INDUSTRIAL HOLDINGS ユー・ユエン・インダストリアル 0551
CHINA UNICOM チャイナ・ユニコム 0762
CNOOC CNOOC 0883
CHINA MOBILE HK チャイナモバイル 香港 ホンコン 0941
LEGEND GROUP レジェンド 0992
CHEUNG KONG INFRASTRUCTURE HOLDINGS チョンコン・インフラストラクチャー 1038
COSCO PACIFIC コスコ・パシフィック 1199
BOC HONG KONG HOLDINGS BOC 香港 ホンコン ホールディングス 2388

  香港の株式市場の特徴は、値動き(ボラティリティ)が大きなことです。たとえば2000年3月からの世界的な株価下落で、ハンセン指数は18000ポイントから15000ポイントまで、あっという間に20%近く下落してしまいした。97年の通貨危機では、同じ18000ポイントから8000ポイントまで暴落しています。

 こうした値動きの激しさを「香港人がギャンブル好きだから」と一言で説明する人もいますが、別にそういうわけではなく、これは香港の株式市場のなかで特定の企業の時価総額が極端に大きいため、それらの企業の株価にインデックスが振り回されるために起こる現象です。ハンセン指数33社を構成する銘柄のうち、長江実業、香港上海銀行、ハチソン・ワンポアなど大手数社で時価総額の半分以上を占めています。

 このハンセン指数に連動するように設計された会社型投資信託がトラッカー・ファンドTracker Fundで、日経225やTOPIXの上場投信と同じです。

 97年の通貨危機の際に、暴落した株価を買い支えるために香港金融当局は大規模な株価PKOに踏み切り、「香港の企業はみんな国営になってしまうのではないか」といわれたほど政府の保有株が多くなりました。この時に取得した株式を管理する目的で設立した「外為基金投資会社」が99年11月に「国営投信」として売り出したのがトラッカー・ファンド(Stock Code=2800)です。

 ハンセン指数に連動するトラッカー・ファンドであれば日経新聞のマーケット欄などで値動きを簡単に確認することができるし、個別銘柄よりもずっと少額で分散投資も可能(売買単位500)なので、初心者向きの銘柄と言えるでしょう。

Q3 H株、レッドチップスとは何ですか?  

A. 香港証券取引所に上場されている銘柄は大きく3つに分けられます。

 ひとつは、香港上海銀行や長江実業など、地元香港の企業です。

 ふたつめは「H株」です。これは、資金調達のために香港市場に上場した中国本土の企業株で、日本でもよく知られている青島ビールなどが93年7月の記念すべき第一号上場銘柄となりました。 3つめは、同じ中国系企業でも香港に子会社(窓口公司)をつくって株式市場に上場させるパターンで、これを「レッドチップス」といいます(優良銘柄を指すブルーチップと「赤い中国」をかけた命名です)。

 香港返還をひかえた97年にはこれらの銘柄が「レッドチップ・バブル」として人気化し、有力レッドチップの北京エンタープライズが香港市場に上場した時には、個人投資家の応募倍率が1,267倍と過去最高に達しました。

 93年以降、中国政府は通信事業の民営化に乗り出し、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国網通(チャイナ・ネットコム)、中国聯合通信(チャイナ・ユニコム)の通信会社3社を設立しました。これに中国移動(チャイナ・モバイル)、中国衛星(チャイナ・サット)、中国私通(チャイナ・レールコム)を加えた通信主要6社が熾烈な競争を展開しています。

 香港の株式市場でも、巨大なマーケトパワーを背景としたレッドチップス(中国系企業)の存在感が今後ますます大きくなってきています。

Q4 レッドチップ指数とは何ですか?

A レッドチップ指数(HSCC)は香港市場に上場されている代表的な28のレッドチップ銘柄の時価総額を加重平均して指数化したもので、1994年1月4日に45銘柄でスタートしましたが、2001年に銘柄数を大幅に削減し、チャイナモバイル、チャイナユニコムなどの大型株を組み込んだ新指数となりました。現在のHSCCは2001年1月4日時点を2000として指数化されています。

 レッドチップ指数の構成銘柄は以下のとおりです。

銘柄 株価コード
GUANGZHOU INVESTMENT CO 広州 コウシュウ インベストメント 0123
CNPC HONG KONG CNPC 香港 ホンコン 0135
CIHNA MERCHANTS HLDGS INTL CO チャイナ・マーチャンツ 0144
SHENZHEN INTERNATIONAL HOLDINGS 深圳 シンセン インターナショナル 0152
SILVER GRANT INTERNATIONAL IND シルバーグラント 0171
DENWAY MOTORS デンウェイ・モーターズ 0203
CHINA EVERBRIGHT INTERNATIONAL チャイナ・エバーブライト 0257
GUANGDONG INVESTMENT 広東 カントン インベストメント 0270
CHINA TRAVEL INTERNATIONAL INVESTMENT チャイナ・トラベル 0308
SHANGHAI INDUSTRIAL HOLDINGS 上海 シャンハイ インダストリアル 0363
BEIJING ENTERPRISES HOLDINGS 北京 ペキン エンタープライズ 0392
STONE ELECTRONIC TECHNOLOGY ストーン・エレクトリック 0409
FOUNDER HOLDINGS ファウンダー 0418
COFCO INTERNATIONAL COFUCO 0506
SHENZHEN INVESTMENT 深圳 シンセン インベストメント 0604
CHINA UNICOM チャイナ・ユニコム 0762
DIGITAL CHINA HOLDINGS デジタル・チャイナ 0861
TIANJIN DEVELOPMENT HOLDINGS 天津 テンシン デベロップメント 0882
CNOOC CNOOC 0883
SINOPEC KANTONS HOLDINGS シノペック 広東 カントン 0934
CHINA MOBILE HK チャイナ・モバイル 0941
LEGEND GROUP レジェンド 0992
GZI TRANSPORT GZIインターナショナル 1052
TCL INTERNATIONAL HOLDINGS TCLインターナショナル 1070
CHINA PHARMACEUTICAL HOLDINGS 中国 チュウゴク 製薬 セイヤク 1093
CHINA RESOURCES LAND チャイナ・リソーシーズ・ランド 1109
BRILLIANCE CHINA AUTOMOTIVE HLDG ブリリアンス・チャイナ 1114
CHINA RESOURCES LOGIC チュイナ・リソーシーズ・ロジック 1193
COSCO PACIFIC COSCOパシフィック 1199

Q5 香港株の信用取引はできますか?

A マージン口座を開設すれば保有株を担保に購入資金が融資されるので、信用取引の買いが可能になります。マージン取引は香港では一般的で、専業証券会社だけでなく、銀行の投資口座でも扱っています。レバレッジ率は2〜2.5倍程度です。

 香港株式市場では空売りは長らく認められていませんでしたが、個別株先物・オプション取引の登場で、現物株の空売りもようやく可能になりました。ただし扱っている証券会社はまだそれほど多くありません。空売りの場合のレバレッジ率は3〜4倍程度になります。

Q6 A株、B株とは何ですか?

A. 中国には、香港証券取引所のほかに上海と深圳に株式市場が儲けられています。このふたつの株式市場には、中国国内の投資家向けに人民元建てで売買されるA株と、海外投資家向けに外貨建てで売買されるB株が上場されています。このうち、上海市場のB株は米ドル建て、深圳市場のB株は香港ドル建てになっており、いずれも香港の証券会社を通じて購入することが可能です。

 A株とB株は取引通貨が違うだけでまったく同じ株ですが、その価格は大きく乖離していました。国内向けのA株が改革解放経済による高度成長を見越してバブル化したにもかかわらず、外国人投資家の参加するB株はインサイダー取引の横行する不透明な中国の株式市場が嫌われて低迷を続けたからです。そこに2001年2月、中国政府は突然、6月1日から国内投資家にもB株市場を開放すると発表しました。

 こうなると当然、割高なA株を売り、割安なB株を買う大規模な裁定取引が起こります。それを見越して莫大な華人マネーが流入した結果、2月から6月までのたった4ヶ月で上海B株は2.5倍も上昇しました。これが、その後の中国株ブームを巻き起こした原因です。

 上海や深圳市場の中国株は日本の証券会社を通じても売買できますが、香港の証券会社を利用した方が売買コストは安く済みます。そのうえ最近はインターネット取引にも対応するようになったので、日本からのアクセスも格段に向上しました。A株とB株が統合され、上海や深圳の証券会社に直接、口座を開設して売買できる日が来るのも遠いことではないでしょう。

Q7 香港市場の取引ルールにはどのようなものですか?

A. 香港証券取引所の前場は10:00〜12:30、後場が14:30〜16:00(いずれも香港時間)ですが、日本と香港とは時差が1時間ありますから、日本時間では11:00〜13:30が前場、15:30〜17:00が後場になります。

 実際の売買については、日本やアメリカの株式市場ととくに大きな違いはありませんが、いくつか注意しなければならない点があります。

1)刻み幅=スプレッドSpreadが決められている 香港株を注文する際にもっとも戸惑うのがこの「刻み幅」です。刻み幅(スプレッド)は株価によって、次のように決められています。

株価(HK$) スプレッド(HK$)
0.01以上0.25未満 0.0010
0.25以上0.50未満 0.0050
0.50以上2.00未満 0.0100
2.00以上5.00未満 0.0250
5.00以上30.00未満 0.0500
30.00以上50.00未満 0.1000
50.00以上100.00未満 0.2500
100.00以上200.00未満 0.5000
200.00以上1,000.00未満 1.0000
1,000.00以上9,995.00未満 2.5000

 香港市場で指値で株を売買するときには、この刻み幅に応じて、市場価格Market Priceの上下4種類(市場価格を含めて5種類)の価格から選択しなければなりません。つまり、買い指値は直近の出来値のマイナス4スプレッドまで、売り指値はプラス4スプレッドまでしか指定できません。これを知らないと、いくら指値しても注文が受け付けられないことになってしまいます。

 たとえば市場価格がHK$91.50の株を指値で購入、あるいは売却しようとする場合は、HK$50.00〜100.00の刻み幅は1スプレッドHK$0.25ですから、4スプレッドでHK1$。したがって、以下の5つの価格しか指値は受け付けられません)。

<買い指値の場合>   <売り指値の場合>
91.50 市場価格 91.50
91.25 (1スプレッド) 91.75
91.00 (2スプレッド) 92.00
90.75 (3スプレッド) 92.25
90.50 (4スプレッド) 92.50

2)約定は2日後

 証券会社や銀行などに出した注文は、約定されるまでに2営業日かかります。それでも、ほとんどの証券会社や銀行は、売買が成立さえしてしまえば、購入した日に同一株の売却(反転売買)も受付てくれます。

3)複雑な手数料 香港で株式売買をする場合にはキャピタル・ゲインや配当に一切税金はかかりませんが、証券会社に支払う売買委託手数料のほか、以下のようなさまざまな取引税がかかります。

手数料

金額

Stamp Duty 印紙税 政府 約定 金額 1,000 香港ごとに0.1%( 端数 切上 げ)
Transfer Levy 取引 SFC) 約定 金額 の0.005%( 小数点 3 四捨五入
Investor Compensation Levy 投資家 補償金 SFC) 約定 金額 の0.002%( 小数点 3 四捨五入
Trading Fee 取引 手数料 取引 約定 金額 の0.005%( 小数点 3 四捨五入
Clearing Fee 決済 費用

約定 金額 の0.002%( 小数点 3 四捨五入

最低 香港ドル、 最高 100 香港ドル

 これらの手数料や税金はどの金融機関を使って株式を売買した場合でも必ず徴収されます。銀行などを利用する場合には、これとは別に、資金の移動手数料などがかかることがあります。 

Q8 香港の証券会社に口座を開設するにはどのようにすればいいですか?

A インターネット取引に力を入れている証券会社は海外居住者の口座開設にも積極的で、銀行と違ってメールオーダーも可能です。

 ネット証券の大手のひとつKGIを例にとって説明すると、現地で口座開設する場合は、パスポートと英文の住所証明(銀行のステイトメントや残高証明)を持ってセントラルのアジア・パシフィック・ファイナンスセンター27階にあるヘッドオフィスを訪ねればそこで手続きしてもらえます。メールオーダーの場合は口座開設申請書を取り寄せ、認証したパスポートと英文の住所証明書類を添えて郵送します。

 開設可能な口座は現物株口座Securities Cash Account1とマージン(信用取引)口座Margin Accountの2種類で、それに個別株オプション取引口座を組み合わせることもできます。また単独名義のほか、共同名義も可能です。

 ちなみにKGIでは最低預入額や口座維持手数料はなく、香港株の売買手数料はネット取引が約定金額の0.15%(最低50香港ドル)、カスタマーサービスを通じた電話取引が0.25%(最低50香港ドル)となっています。また香港株のほかに、ハンセン指数先物・オプション、個別株先物・オプション、上海B株、深圳B株、アメリカ株、台湾株、その他の海外株式(電話取引のみ)、債券(米国債・香港債)、700種類以上のファンドにも投資可能とのことです。

Q9 インターネットを通じて他の金融商品を購入することもできますか?

A 銀行と証券の垣根のない香港では銀行の投資口座である程度のことができますから、ここではセントラルのリッツカールトンホテルの並びにオープンしたチャールズ・シュワブ香港を紹介しましょう。

 チャールズ・シュワブはサンフランシスコを拠点にするアメリカの大手ディスカウントブローカーで、香港店も取扱商品はアメリカ株式、アメリカ株の個別株オプション、米国債およびオフショアファンドです(香港株の売買はできません)。アメリカ市場に関心を持つ香港の個人投資家向けの支店ですが、日本人でも口座開設は可能です。

 口座開設に必要なものはパスポートと英文の残高証明、およびバンクリファレンスです。日本の銀行はバンクリファレンスには応じてくれないので、あらかじめ香港やオフショアの金融機関に口座を保有していることが前提となります(バンクリファレンスについては『タックスヘイヴン入門』参照)。メールオーダーの場合は認証したパスポートのコピーを用意し、口座開設申込書やW8BEN(米国の非居住者証明)などの必要書類とともに郵送します。

 最低預入額は1万米ドルで、それを下回らなければ口座維持手数料などはかかりません。株式の売買手数料は基本がUS$30+1.7%で、ネットトレードの場合は40%引きになります(Eトレードやアメリトレードなどのアメリカのネット証券よりも割高です)。米国債は1単位あたりUS$5と安く、オフショアファンドには販売手数料はかかりません。

 わざわざ香港でアメリカ株取引の口座をつくる人は多くないかもしれませんが、米国債やオフショアファンドに投資したい人にとっては選択肢のひとつかもしれません。気軽に相談に応じてもらえるので、時間があればいちど訪ねてみてはいかがでしょう?

Q10  情報収集はどのように行なえばいいですか?

A. 英語ベースで利用できるおすすめサイトをいくつか挙げておきますので、活用してください。

香港証券取引所公式サイト HKEx

ストック・コードはもちろん、マーケット情報から個別企業の最新情報まで、香港株式市場に関するあらゆる情報が詰め込まれた、充実した内容のサイトです。香港で株式を売買する場合の基本条件(刻み幅や手数料など)についても膨大な資料が用意されています。

クゥアム・ネットQuam.net

無料でリアルタイム株価検索ができるサイト。株価やチャート、財務データのほか、HSBC証券が作成している企業データまで無料で閲覧できるので、このサイトだけでたいていの用は足りてしまいます。

ホンコン・コムHongkong.com

中国語圏のYahoo!として評価の高いチャイナ・コムの香港サイトで、政治・経済・社会ニュースが充実しています。


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