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Vol.10 ゴミ投資家のための 2000年9月25日発売 日経平均15992
「株式市場が軟調なのに、バカのひとつ覚えみたいにBuy and Holdも芸がないだろう」と、空売りもできる信用取引と、テクニカル指標を使った株式の短期トレーディングを研究してみました。 信用取引には賛否あるようですが、基本的に、「投資家にとって選択肢が増えるのはいいことだ」というスタンスです。それをどう利用するかは、それこそ自己責任ですが。最近の下落相場では、上場ETFなどで売りヘッジしていなければ、どんどん損が大きくなるだけです。 株式の短期売買についても同様です。デイ・トレーディング擁護派の中には、「ポジションを翌日に持ち越さないDTこそが究極の資産保全法だ」という議論もあり、昨今のように株価の下落が続くとそれも一理あるかな、という気もしますが、やはりこれはギャンブルの一種と心得るべきだと思います。 日本では、株式トレードというギャンブルを楽しむことは合法ですから、ルールに則って楽しく遊んでちゃんと儲ければいいだけです(損することもありますが)。この国では、なぜかこういう当たり前の理屈が認められなくて、疲れます(笑)。 Pan Rollingさんに協力してもらって、チャートソフトのCDロムを同梱しました。同時に、自家製の売買手法別 パフォーマンス測定シートもつけました。こちらは、玄人筋からかなり高い評価をいただいています。
→「テクニカル戦略判定シート」のダウンロード
●この本で書いたこと 1)公営ギャンブルは国家によるテラ銭ばかり高いインチキ賭博である 競馬・競輪などは25%、公営宝くじは50%以上が控除され、世界で有数の割の悪いギャンブルとなっている。 ↓(現在) 2001年に始まって話題になったJリーグのtotoも控除率は宝くじと同じ50%超。「1億円の当選者」は話題になるけど、誰もこういう大事なことを指摘しないんだなあ。少なくとも控除率5%以下じゃないと、ギャンブルとしてやる価値はない。
2)日本の証券市場は不透明で、買い持ちしかできない個人投資家が損することが多すぎる 仕手株などはもちろん、日経225の銘柄入れ替えなどでも、インデックスから外れる銘柄を信用売りしていた投資家は確実に儲ける機会を獲得できた(買い持ちしていた一般 投資家やフォンドを持っていた人はみんな損した)。 ↓ 第1回めの銘柄入替は2000年4月。2度目の2000年10月の銘柄入替でも同じ手法で儲かるかなと思ってやってみたら、鉄建建設で23%、日証金で18%の利益をゲット。いやあ、日経は素晴らしい新聞社です。次はいつかな?
●この本の投資成績 この頃は、スキャンダル企業を徹底的に空売り。雪印(集団食中毒)、ブリヂストン(米ファイヤストンの大量 リコール)、三菱自動車(リコール隠し)、ダイエー(社長のインサイダー取引)など、材料にはこと欠かず連戦連勝。面 白かったなあ。でも、あんまりやると性格歪みそうなので(笑)、最近は空売りしてません(IT株売っておけば儲かったのに……)。 (2001/8/15)
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