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Vol.5 ゴミ投資家のための 1999年7月25日発売 日経平均17491 *本書に記載されている情報は若干古くなっております。
『インターネット株式投資入門』の続編で、アメリカ株投資に特化して解説。amazon.comで『Standard & Poor’s 500 Guide』と『The Ticker Symbol Book』の購入法を紹介したら、日本からの注文書籍の1位 と2位にこの2冊がランクインしてびっくりしました。その後、amazon.co.jpで『人生設計入門』がベストセラーになりますが、「ゴミ投資家」シリーズとamazonユーザーはこの頃から相性がよかったみたいです。 本書発売時点でNYダウは1万ドル(ナスダック2,600ポイント)を突破しており、「こんな高値圏でアメリカ株投資の本を出してほんとうに大丈夫か」との不安もありましたが、結果 としてナスダックはその後、2000年3月まで8ヶ月以上も上昇を続けたので、本書をきっかけにアメリカ株を始めた人にもそれなりのメリットはあったかと思います(ホッとしました)。 この時期を代表する銘柄がQCOM(クァルコム)で、携帯電話の新規格WCDMAの開発で、99年1月の60ドル台から、その年の末には650ドル台まで、たった1年で10倍以上に急騰しました。ネットの掲示板で、みんながQCOMの相場に一喜一憂する、今思えば「素晴らしき日々」でした。
●この本で書いたこと 1)日本株は個人投資家に提供される情報が少ない アメリカのサイトでは株価のリアルタイムチャートから企業の財務諸表まで、個人投資家に実に多くの情報が提供されているのに比べて、日本はあまりに貧弱。 ↓(現在) その後、DLJ証券のMarket Speedなど一連の投資情報ツールの登場で、ほぼ遜色のないところまで追いついた。しかし、いまだに証券業協会は板情報を全面 公開せず、有価証券報告書の無料ネット開示も実現していない。 2)日本企業の財務諸表はデタラメで、財務分析は無意味 みんなファンダメンタルズ投資は意味がないと思っているから、いつまでたってもテクニカル中心の短期売買が主流のまま。 ↓ 「会計ビッグバン」によって、ようやく時価会計や連結決算が導入された。しかし、アメリカの会計原則に比べればまだまだ。会計監査を厳しくしたら企業の不良債権が表面 化して金融不安と株価下落の原因になった。
●この本の投資成績 ナスダック2,500ポイント台で参戦。99年末の4,000ポイント突破で手仕舞っているので、50%程度の利益を確保。 ちなみにQCOMは99年5月に200ドル台で購入。何度か売買を繰り返しながら、最終的に12月に600ドル台で売却。 (2001/8/15) |