口座開設書類と手順

 
Step1:口座開設申込書を作成する
インタナクス証券のホームページにアクセスし、インターネット上で情報を入力して口座開設申込書Account Opening Formを完成させる。PDF版をダウンロードして手書きで記入してもよい。
 
Step2:申込書にサインをする
プリントアウト後、入力(記入)ミスがないか確認し、手書きでサインをする。後日、本人確認の電話がかかってくるので、電話を受けられる時間とかけてもらいたい番号を欄外に明記しておくとよい。
 
Step3:認証資格者にパスポートの認証をしてもらう
身分証明書として使用するパスポートのコピーには、インタナクスが認める資格者の認証が必要。インタナクスの場合、行政書士の認証は認められるが弁護士の認証は受け付けられない。海外銀行の個人小切手を同封するか、インタナクスからの指示によって初回入金分を送金する場合は不要。
 
Step4:書類をまとめてインタナクスに送る
口座開設申込書、パスポートコピーをインタナクスに郵送する。小切手郵送を選択する場合は小切手も同封する。小切手の宛先は「Internaxx Bank SA」とする(小切手の書き方は「海外送金」【Q-027】参照)。
 
Step5:インタナクスからEメールで質問票が送付される
1週間程度でインタナクスから「質問票Additional Information」が送付される。
 
Step6:質問票を返送する
質問票に記入・サインをし、FAXもしくはEメールの添付ファイルで返送する。
 
Step7:インタナクスの担当者から電話が入る
担当者から本人確認の電話がかかってくる。質問票に基づいて、口座開設の目的、投資経験などの質問が英語である。
 
tips  本人確認の方法
口座開設希望者は、本人確認として、アメリカ、香港、日本など主要国(FATF加盟国)の銀行に口座を保有している必要がある。口座を証明するもっとも簡単な方法が、個人小切手を同封すること。海外銀行にすでに口座を持っているのなら、これがもっとも簡単。
 
日本の銀行は個人小切手を発行しないため、自分の口座から初回入金分を送金することで本人確認する。この場合は、まずインタナクスに送金の権限書を提出し、その権限書に基づいて送金元銀行に送金を実行してもらわなければならない。この変則的な手続きに応じてくれる国内銀行はほとんどないが、これまでの経験では、シティバンク銀行と新生銀行は交渉次第で可能。
 
上記の方法を取れない場合は、資格者によるパスポートの認証が要求される。
 
tips  電話確認で聞かれること
聞きとりやすい英語で電話がかかってくる。内容は英語力の確認ではなく、あくまでも本人確認。聞かれる内容はオンライン申込書に入力する内容と同じ(PDF版の申込書にはこれらの内容は記入しない)。
・生年月日
・生まれた国
・婚姻の有無
・仕事の内容(業種とポジション)
・政治的に特別な地位についているか
・年収(ユーロまたは米ドル)
・投資目的⇒「For Retire-ment(退職後の生活のため)」など
・投資経験
・基準通貨をどれにするか(ステイトメントに表示される資産の基準通貨)
・投資のリスクを了解しているか
・1,000ユーロ以上投資できるか
 
 

口座開設後の手続き

 
口座番号とPINが届いたら、送金とネットでログイン
電話インタビューが終わると口座が開設され、口座番号とインターネットアクセス用のPIN(暗証番号)が別々の郵便で届く。
 
初回入金は希望する通貨口座へ
口座番号がわかったら、最低預金額1,000ユーロ以上を少なくとも1カ月以内に送金する。送金は送金先銀行(コルレス銀行)としてBGL BNP Paribas S.A.(Swift:BGLL LULL)を指定し、Internaxx Bank S.A.宛てに行なう。
 
送金先口座番号Account No.は、ヨーロッパ共通の口座番号IBANで指定される。通貨ごと(一般口座は9通貨、デリバティブ口座の場合は11通貨)に異なるので、希望する通貨の口座番号を指定する。
 
たとえば、一般口座用のユーロと米ドルの口座番号は以下のとおり。
 
・ユーロ IBAN LU12 0033 7777 7749 0000
・米ドル IBAN LU24 0033 7777 7754 1000
 
最後に、「Further Credit to」として、自分の名前、口座番号を忘れずに明記すること。海外送金については「海外送金Q&A」参照。
 
初回のログインはパスポート番号で
インターネットバンキングに初めてアクセスする際には、パスワードとしてパスポート番号の最初の6桁を利用する。
 
 

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